ベガルタ仙台は4日、J1昇格プレーオフ進出をかけてアウェーでロアッソ熊本と対戦しました。

 前節4位につけていた千葉が3日敗れたため、この試合に勝てばベガルタのプレーオフ進出が決まります。

 試合は前半2分、ベガルタはサイドでボールを奪うと…鎌田選手が折り返し、中央で受けた中島選手が見事なゴール!

 自身今シーズン13点目のゴールを決めてベガルタが先制します。

 ところが前半16分、ディフェンスの裏へのロングパス!

 するとフォワード石川選手にまさにスーパーゴールを決められ1対1、ホームの熊本に同点に追いつかれます。

 前半を1対1で折り返すと後半16分、石川選手に頭を合わされ2対1、相手のエースを抑えられず熊本に勝ち越しを許します。

 1点を追うベガルタは真瀬選手とオナイウ選手がチャンスを作って…郷家選手!会心のヘッドでしたがここは相手キーパーに阻まれます。

 このあと3点目を奪われてしまったベガルタ。相手の倍近い11本のシュートを放ちながら悔しい逆転負け!

 プレーオフ進出決定は最終戦に持ち越しとなました。

 森山佳郎監督「もう僕らは勝つしかない。大分も勢いに乗っているチーム。勝ちさえすればPOに上がれるんで。悔しい思いをさせてしまったが、最後に喜ぶ機会が出来た。ポジティブに考えたい」

 ベガルタは今回の敗戦でプレーオフ進出圏外の7位に後退しています。

 ベガルタは最終戦で大分に勝てば勝ち点64で自力でのプレーオフ進出が決まります。引き分けの場合は6位の千葉が山形に負けた場合のみプレーオフ進出となります。

 最終戦は10日ユアスタで大分と対戦します。