2日、秋田市で風力発電の羽根が落下し近くに男性が倒れていた事故で、3日朝から電力会社の社長らが現場に入り、事故の状況を確認しています。

 2日午前、秋田市の風力発電の風車の羽根が落下しました。

 現場では近くに住む宍戸敬さん(81)が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。

さくら風力 盛高健太郎社長 「皆さんの憩いの場である場所において不安な思いをさせてしまいまして、大変申し訳なく感じております。本当に申し訳ございません」

 風車を設置した「さくら風力」の社長らは、3日午前8時すぎに現地に入りました。

 「さくら風力」は事故前日の1日、行った目視による点検で異常はなかったとしています。

 警察は3日朝に現場に入り、羽根の落下と宍戸さんが亡くなった因果関係を調べています。