埼玉県八潮市で73歳の母親に暴行したうえ、首などを刃物で刺して殺害した疑いで44歳の息子が逮捕されました。

 会社員の昼間ニコラ光一容疑者は先月、八潮市の自宅のマンションで母親の昼間朱見さんを蹴るなどしたうえ、首など複数箇所を刃物で刺して殺害した疑いが持たれています。

 警察によりますと、昼間容疑者は自ら「帰宅すると母親が倒れて出血している」と通報し、母親は搬送先の病院で死亡が確認されました。

 昼間容疑者は当初、殺人をほのめかす供述をしていましたが、その後、取り調べに「母親は死んでいない」と話しているということです。

 これまでに2人の間にトラブルの相談は確認されておらず、警察が動機などを詳しく調べています。