仙台市中央卸売市場で、養殖ギンザケの本格的な入荷が始まっています。

 市場には8日朝、宮城県南三陸町志津川などで養殖されたブランド魚、みやぎサーモンなど1.5トンのギンザケが入荷しました。

 シーズン初めの今は1.5キロ前後の小ぶりの物が主流で、高い物で1キロ当たり1800円で取引されました。

 ギンザケの消費拡大を図ろうと試食会が行われ、仲買人らがギンザケを使った手巻き寿司やサラダなどを味わっていました。

 「最高においしいです。サイズも大きくなって、脂も乗ってきたのでとてもおいしいです」「鮮度と味が輸入品に負けないです。最高です」

 県漁協立花洋之常務理事「これからどんどん脂も乗って、おいしいギンザケになっていきますのでご家庭でも是非召し上がっていただければと思います」

 養殖ギンザケの水揚げは7月中旬ごろまで続き、今シーズンは前年よりも1500トン多い1万4500トンを見込んでいるということです。