乗客乗員205人を乗せた、ドイツのルフトハンザ航空の旅客機。CNNによると、フランクフルトを離陸しスペインのセビリアに向かう途中、機長がトイレに行くため副操縦士を残して操縦室を離れました。
機長が操縦室に戻ろうと、ドアの前でチャイムを鳴らしましたが、なぜか開きません。何度、試しても副操縦士から応答がありませんでした。
実はこの時、副操縦士は中で気を失っていました。
機長が緊急コードを入力して入室するまで、10分間操縦士がいない状態で旅客機は飛行していたのです。
すぐに機長が操縦し、途中のマドリードの空港に着陸しました。副操縦士は病院に搬送され一時的に入院したということです。
このトラブルは去年2月に発生していましたが、つい最近になって、地元メディアが報じ、明るみに出ました。
(「グッド!モーニング」2025年5月22日放送分より)