22日の日経平均株価は、アメリカの財政悪化への懸念が高まったことなどを理由に一時、400円以上値下がりしました。

 アメリカで大型減税法案が成立に向けて進み、財政赤字が悪化する懸念が高まったことで長期金利が上昇しました。

 これを受けてニューヨーク市場では、ダウ平均が800ドル以上下げるなど、株価主要3指数がそろって値を下げています。

 こうした影響を受け、東京市場でもリスクを回避する売りが先行し、日経平均の下げ幅は一時、400円を超えました。

 外国為替市場では、アメリカの財政への不安からドルが売られ、1ドル=143円台前半まで円高が進んでいます。