アメリカ・ワシントンでイスラエルの大使館員2人が銃撃されて死亡した事件を受け、ネタニヤフ首相は各国にあるイスラエルの公館などへの警備を強化するように指示しました。
イスラエルの首相府は22日、ネタニヤフ首相がアメリカの司法長官と電話をし、事件の説明を受けたと明らかにしました。
アメリカ側は、この事件の対応にトランプ大統領も関わるとしたうえで、容疑者に裁きを与えると伝えたとしています。
ネタニヤフ首相は「イスラエルに対する反ユダヤ主義や野蛮な扇動への恐ろしい代償を目の当たりにしている」と声明を出しました。
そのうえで「徹底的に戦わなければならない」と訴えました。
さらに、事件を受けて各国にあるイスラエルの公館と代表団への警備を強化することを指示しました。