ウクライナでの戦闘停止に向けたロシアとウクライナによる実務者協議が来週にもバチカンで行われる可能性があるとフィンランドの大統領が明らかにしました。
フィンランドのストゥブ大統領は21日、地元メディアの取材にロシアとウクライナの実務者による協議が来週、バチカンで続く可能性が高いと述べました。
また、ストゥブ大統領はアメリカは事態を解決するための仲介者としての役割を放棄しておらず、欧州も停戦と和平に関する協議に前向きな姿勢を示していて、状況は好転しているとの見方を示しました。
一方、ロイター通信は停戦協議についてバチカンは沈黙していて、交渉の見通しは不透明だと報じています。
ロシアとウクライナは先週、トルコで3年ぶりに直接協議を行いましたが、隔たりが大きく、大きな進展にはつながっていませんでした。