ウクライナとの国境に近いロシア西部のブリャンスク州で橋が崩落し、これまでに7人が死亡、69人がけがをしました。

 ブリャンスク州の知事によりますと、31日、高速道路の橋が崩落し、橋の下を通行していた旅客列車が脱線する事故が発生しました。

 これまでに少なくとも7人が死亡したほか、子ども3人を含む69人がけがをして病院に搬送されています。

 現地メディアは、死者に列車の運転士が含まれていると伝えています。

 当時、列車には379人が乗っていたとみられ、現場では救助活動が続けられています。

 ウクライナと国境を接するブリャンスク州は度々、ウクライナによる攻撃の標的になっていますが、この崩落にウクライナが関与しているかどうかは明らかになっていません。