ロンドンで開催中のアメリカと中国の貿易協議について、中国メディアは評論で「アメリカは中国の『原則』をはっきり理解すべきだ」と強気の姿勢を示しました。
中国国営テレビのSNSは今回の協議から新たに輸出規制などを担当するラトニック商務長官が参加したことに注目し、「ラトニック長官が中国の長期的な発展を阻害しようとするアメリカの技術規制を考え直す可能性がある」というアメリカメディアの評論を引用しました。
また、ラトニック長官が中国と協力する第三国に圧力を掛けようとしていたことについては「断固として反対する」と強く反発しています。
そのうえで、アメリカ側は誰が交渉相手であっても「中国は『誠意』もあるが『原則』もあることを、はっきり理解すべきだ」と、むやみに妥協はしない姿勢を示しています。