国道を車が逆走し、衝突された27歳が死亡しました。

 逆走して事故を起こした車のフロント部分は大きく破損し、エアバッグが開いています。

 現場は茨城県境町の国道4号パイパスで、9日午後9時半ごろ。

 下り車線を走っていた綿引圭吾さん(27)が運転する車。片側2車線のバイパスには同じ方向を進む車しかいないはずでした。ところが車の前に突然、逆走車が現れて正面衝突。綿引さんは死亡しました。

 逆走車を運転手してたのは栃木県の男性(36)で、右脚の骨を折るなどの重傷です。

 逆走車はどこから入ってきたのでしょうか。

 周囲の道路より高い位置にあるバイパスには側道を通って乗り降りすることになりますが、写真を見る限りは進入禁止の標識以外、側道を逆走して入り込むことを防ぐ形にはなっていないように見えます。

 なぜ事故が起きたのか、警察は逆走していた車の運転手から事情を聴くなど調べを進める方針です。