指定薬物の成分が入ったクッキーを所持していたとして書類送検された日本テレビの20代の男性社員について、東京地検は不起訴処分としました。

 日本テレビの20代男性社員は去年12月、東京都内で指定薬物に指定されていた成分が入ったクッキーを所持した疑いで書類送検されていました。

 捜査関係者によりますと、男性社員はクッキーを食べた後に病院に搬送され、クッキーを鑑定したところ、指定薬物の成分が検出されたということです。

 日本テレビによりますと、会社の聞き取りに対し、男性社員は「違法な成分が入っていると思っていなかった」と話していたということです。

 この男性について、東京地検は23日付で不起訴処分としました。

 処分の理由は明らかにしていません。