フジテレビの親会社、フジ・メディアHDの株主総会が続いています。会場の前から報告です。

 (経済部・進藤潤耶記者報告)  数千人規模が出席したとみられる異例の大規模開催となりましたが、先ほどから少しずつ会場をあとにする株主も増えてきています。

株主として参加 堀江貴文氏 「認定放送持ち株会社であることは、すごく経営の足かせになるのでその辺は考えると言っていました」

株主 「心の健康を守るためには、こういうことをした方がいいのではという提案をしました。前向きな回答を頂いたので、質問してよかったと思います」

 フジ・メディアHD株主総会の焦点は、どの取締役候補が選任されるかです。

 会社側は11人の取締役候補を提案し、対する大株主側は12人の取締役候補を独自に立てています。

 合わせて23人の候補者の中から過半数の賛成を得た上位18人以内が選任されます。

 ただ株主からは事前投票の結果、会社案で決着、決まる旨の発言が総会ではあったという声も聞かれました。

 株主からは、これまでの問題や今後の企業経営に対し厳しい質問も相次いでいて、フジメディア側の対応が続いています。