共産党の中央委員会総会が開かれ、田村委員長は来月20日の参議院選挙で「自民党政治を終わらせるため躍進する」と強調しました。

共産党 田村委員長 「目前に迫った参議院選挙を、日本共産党の躍進で、衆議院に続き参議院でも自公を少数に追い込み自民党政治を終わらせ、新しい希望ある政治を作る展望を開く選挙にしていこうではありませんか」

 田村委員長は「比例代表で650万票、得票率10%以上、5人の議席を必ず獲得する」と目標を掲げました。

 選挙区では「東京、埼玉、京都の現有議席は必ず確保し、さらに前進を図っていきたい」としました。

 他の野党との連携については「立憲民主党の野田代表と党首会談を行い、参院でも自公を少数に追い込むために連携することで合意した」と述べ、全国で32ある一人区での野党候補者の一本化に向けた協力を進めていく考えを示しました。

 ただ、公示まで1週間余りとなるなか、どこまで調整が進むかは不透明です。