食育基本法の制定から今年で20年です。農林水産省は民間企業と連携して食や農業への理解を深める「大人の食育」を推進する新たなプラットフォームを立ち上げました。

小泉農水大臣 「官民連携食育プラットフォームの設立をここに宣言します。生産現場のことを知らない消費者が増えるなかで、将来にあたって日本の食や農を維持・発展していくには、食べて支える消費者の皆様の理解が重要であります」

 このプラットフォームは主に大人の消費者が食や農業への理解を深めることを目的としています。

 食に関わる企業などが参画し、自社の取り組み事例などを共有します。

 若者の食生活の乱れが課題となるなか、今後は食育に関する情報発信のほか、自治体や学校とも連携し食育活動を広げるとしています。