2026年1月に課税が始まる宮城県の宿泊税について、実際の徴税事務を担う宿泊施設の事前登録が13%にとどまっていることが分かりました。
宿泊税は、2026年1月26日から宮城県と仙台市がホテルや旅館などに泊まった人から1人1泊当たり300円を徴収します。 税金は1泊6000円以上の宿泊施設が自ら徴収しますが、該当する施設は県や市に登録を申請する必要があります。
1泊6000円未満の宿泊施設も、登録義務を免除されるための届出書を提出しなけらばなりません。
県では仙台市を除く約850施設の登録などを受け付けますが、26日までに手続きした施設は13.1%にとどまりました。
県の担当者は「想定より低い数字だが、問い合わせは多くいただいている。更に周知を進めたい」としています。