イスラエルの駐日大使は長崎の原爆の日に行われる平和祈念式典に出席することを明らかにしました。去年は招待されていませんでした。
イスラエル コーヘン駐日大使 「今年は長崎市長に招待されました。なので、長崎に行きます」
今年の8月9日に行われる式典に招待されたイスラエルのコーヘン駐日大使は、式典を「イスラエル人の日本人に対する敬意と平和の重要性の相互理解を表すもの」だと述べ、参列することの重要性を強調しました。
去年、長崎市は平和祈念式典にイスラエルを招待せず、アメリカなどG7(主要7カ国)各国の大使らがそろって欠席しました。
イスラエル コーヘン駐日大使 「こんにち、世界はより良く、より安全な場所になりました。我々のやったことは自分たちのためだけでなく、自由世界のためでもあるのです」
また、今月踏み切ったイランへの攻撃についても言及し、イランの攻撃対象がイスラエルにとどまらず、将来的にヨーロッパやアメリカ、日本にまで及ぶ可能性があったと主張しました。
そのうえで、自国のためだけでなく、日本など西側諸国のために行ったものだと改めてイランへの攻撃を正当化しました。