アメリカのベッセント財務長官は関税を巡る各国との交渉を9月1日までに取りまとめることが可能との認識を示しました。
ベッセント財務長官は27日、FOXビジネスのインタビューで、トランプ関税を巡って、18カ国ある主要な貿易相手国のうち10~12カ国と合意できれば、9月1日までに交渉をまとめることが可能だと述べました。
トランプ政権は4月に発動した「相互関税」のうち10%を超える上乗せ分の税率について、7月9日を期限として一時停止していますが、日本をはじめ各国との交渉は停滞が続いています。
ベッセント長官の発言は一時停止の期限を9月1日まで延長し、協議を続ける考えとみられます。
ホワイトハウスのレビット報道官も26日の記者会見で、期限が延長される可能性があるという認識を示していました。