日本一巨大な金塊が展示終了を決定。人気観光地で一体、何があったのでしょうか。
■“日本一の金塊”展示終了へ 一体なぜ?
輝きを放つ“日本一大きな金塊”。“金運アップ”にあやかるため、たくさんの観光客がやって来ます。
来館客 「持てない」 「重いっすね…。持って帰りたい」
この場所の目玉展示だったのですが、31日をもって展示終了が決定しました。
沼津から来た人(30代) 「ここに色んな歴史があったと思うので、残してほしいなって気持ちはあったが、色んな維持費が高いのもあるので仕方がないのかなと思うが、やはり寂しい」
人気なのに終了。一体、何があったのでしょうか。
土肥金山 國分歩課長 「金相場が高騰しているので、保険料とか管理コストも上がっていて、維持管理が難しくなってしまったことが背景にある」
20年前は約4億円でしたが、今や約44億円と11倍。金の価格高騰が展示終了を決めた理由だといいます。
さらに、こんな不安も抱え続けていました。
土肥金山 國分歩課長 「見ていただく機会が増えてうれしい半面、狙われないかなという不安。従業員の安全とか不安もあったので少し安心はある」
本物の金塊の展示は31日まで。来月からはレプリカを展示する予定です。