中国外務省は日本の防衛白書について中国が日本周辺で軍事活動を活発化させていると強い懸念を示したことに「断固反対する」と反発しました。
15日に公開された防衛白書では、中国軍機による領空侵犯や中国海軍空母による日本周辺での航行について「活発な軍事活動がわが国の安全に深刻な影響を及ぼし得る」と指摘しています。
これについて、中国外務省は15日の会見で「誤った認識に基づき、いわゆる中国脅威をあおっている」としたうえで、「強烈な不満を表明し、断固反対する」と批判しました。
また、日本側に「厳正な申し入れ行った」ことを明らかにし、「国防建設と軍事活動は正当かつ合理的だ」と主張しました。