56円高で寄り付いた16日の日経平均株価。その後は、売り買いが交錯する展開となりました。終値は前の日に比べて14円安い3万9663円でした。

根津アジアキャピタルリミテッド 河北博光氏 「自動車株とか銀行株あたりが軟調になって、方向感に乏しい動きとなった」

 16日の円相場は一時1ドル=149円台と、およそ3カ月ぶりの円安水準をつけました。本来、円安は自動車など輸出産業にとっては、追い風になるはずですが…。

河北氏 「これは“悪い円安”という側面が強いということです。選挙後(日本の)財政が悪化する懸念が強まっている。日本株、それから債券。日本という国の資産全体を売るような動きが強まっている。全体的に日本売りという形になっている」

(「グッド!モーニング」2025年7月17日放送分より)