今年上半期の東京23区の新築マンションの平均価格が1億3000万円を超え、過去最高額となりました。

 不動産経済研究所によりますと、1月から6月に発売された東京23区の新築マンション1戸あたりの平均価格は、前の年の同じ時期より20.4%高い1億3064万円でした。

 上半期としては過去最高額で、3年連続の1億円超えです。

 都心の新築物件に対する資産価値が評価されたことや物価上昇などが要因とみられています。

 高値は今後もある程度続く見通しです。

 マンション価格は首都圏全体でも上昇し、平均販売価格は8958万円と去年より2割近く上がり、こちらも過去最高額となりました。