栃木県日光市で観光中のフランス人女性が行方不明になってから29日で7年です。有力な手掛かりのないなか、女性の兄が来日し、改めて情報提供を呼び掛けました。
フランス人のティフェンヌ・ベロンさんは2018年7月、日光市を観光中に行方が分からなくなりました。
警察は、これまでに延べおよそ1万人を動員し捜索を続けてきましたが、今も有力な手掛かりは見つかっていません。
行方不明から今月29日で7年となるのを前に兄のダミアンさんが、東武日光駅前で通行人らにビラを配るなどして情報提供を呼び掛けました。
ダミアンさんは、ベロンさんについて「見つかるよう願っている」「新たな情報が出てくることを期待している」としたうえで、「もう少し待っていてねと伝えたい」と話しました。