最低賃金の引き上げの目安を決める大詰めの議論は5回目を迎えましたが、労使の意見がまとまらずに結論は持ち越されました。議論が6回目になるのは15年ぶりです。
先月31日午後1時から行われた議論は8時間半ほど続きましたが、最低賃金の引き上げの目安について決着せずに打ち切られました。
5回の議論で結論が出ず、6回目まで持ち越されるのは2010年以来、15年ぶりです。
労使ともに引き上げの必要性については一致しているものの、引き上げ幅やその根拠を巡って意見がまとまりません。
前の年は過去最大となる50円の引き上げとなっていて、今年はそれを上回る引き上げとなるかが焦点です。
6回目の議論は今月1日午前11時から始まります。