アメリカのハイテク株が上昇した流れを受け、5営業日ぶりに反発した先月31日の日経平均株価。節目の4万1000円台を回復し、終値は前の日より415円高い4万1069円となりました。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏 「テック株に買いが向かって日経平均上昇の牽引(けんいん)役になりました。AI半導体関連だけではなく、その周辺銘柄。具体的には電線関連の株価が上昇しました。アメリカで光ファイバーなどを手がけるコーニングが好調。東京市場でも連想する形でフジクラなどの電線株が上昇」

 さらに、日銀の決定が追い風となりました。

井出氏 「日銀の金融政策決定会合がありました。結果は市場の予想通り金利は据え置きとなった。一部には利上げに前向きという見方もあった。積極的ではないと確認でき、午後に株価が一段と上昇した」

(「グッド!モーニング」2025年8月1日放送分より)