アメリカのトランプ大統領は輸入する半導体に対して100%の関税を課すと表明しました。
トランプ大統領 「我々は半導体に対して、100%の関税を課すだろう。ただし、アメリカで製造している場合、関税は課されない」
トランプ氏はこのように述べ、アメリカに輸入されるすべての半導体について100%の関税をかける考えを明らかにしました。
一方で、アメリカに工場を持つ企業に対しては関税をかけない方針を示しました。
具体的な制度の中身や発動の時期については言及しませんでした。
また、アップルのティム・クックCEOも同席しこれまで4年間でおよそ5000億ドル=およそ73兆円をアメリカ国内で投資する計画に加えて、さらに1000億ドル=およそ14兆円を追加投資し、国内で重要部品の生産を拡大する方針を示しました。
アップルは、4月から3カ月間の関税の影響が8億ドル=およそ1100億円に上ったとしていて国内生産の拡充で関税の影響を回避する狙いがあるとみられます。
また、ブルームバーグは、iPhoneの組み立てをインドに依存していることに対するホワイトハウスの不満を和らげると指摘しています。