気象庁は7日午前4時47分、石川県の加賀地方で、線状降水帯の発生を発表しました。金沢市では道路の冠水や土砂崩れが発生しています。
金沢市では午前7時50分までの6時間の雨量が218.5ミリと8月の平年降水量を上回り、観測史上1位を記録しました。
この大雨で市内を流れる金腐川の水位が氾濫危険水位に達したため、午前6時すぎ、川沿いの9つの地区の住民およそ6万人に避難指示を出しました。
また、金沢市では道路の冠水や土砂崩れが多数発生しています。今のところけが人の情報は入っていません。
石川県内の雨は次第に弱まる予想となっていますが、土砂崩れや河川の増水に十分に警戒して下さい。
また、大雨の影響により北陸新幹線は金沢~長野駅間で上下線の運転を見合わせています。
運転再開は午前11時半ごろを見込んでいます。