広島と長崎に原爆が投下されてから80年になるのに合わせ、原爆をテーマにしたデジタルアート作品がロンドンで上映されました。
6日、ロンドンの繁華街、ピカデリーサーカスで上映されたのは原爆投下をテーマとしたデジタルアート作品「世界の終わりを見た」です。
イギリス人のエス・デブリンさんと日本人のウェストン真知子さんが制作しました。
10分間の映像では、爆発の衝撃が音や光で表現され、原爆の開発に関わった学者らの言葉が英語で、被爆者の証言が日本語で流されました。
観客 「ピカデリーサーカスでの上映は日常を生きる人々に戦争の恐怖を思い返させます」 「核の惨禍が繰り返されないように、命が守られるように若い世代は関心を持つことが本当に重要だと思います」
映像を制作 エス・デブリンさん 「最大のスクリーンでお届けしました。小さいスクリーンでは伝えきれなかったので。映像を通して感じたことがあれば、その感情を忘れないで下さい」
映像はイギリスの帝国戦争博物館のホームページでも公開されています。