夜中に不審な“うずくまる人”が出現。なぜ、うずくまっているのか、近付いてみると。

 先月30日午前1時すぎ。仕事中の男性は真っ暗な夜道でトラックを走らせていました。すると…。

運転していた男性 「一番暗いところにいたので、本当に気付くのもギリギリになった。人だなと思って強めのブレーキを踏んだ」

 道路の真ん中にうずくまる人の姿が…。

運転していた男性 「道の真ん中で人が寝てたという状況は初めてで、びっくりしちゃって」

 車を止め、パッシングや何度かクラクションを鳴らしますが、全く動く気配がありません。

運転していた男性 「車道で危ないので、やっぱり早く起きてよけてもらいたいというのもあった」

 車を降りて声を掛けると、なぜうずくまっていたのか、その理由が明らかに…。

運転していた男性 「最初ちょっと反応はなかったけど、肩をトントントンとやったらパッて起きて、ろれつの回らないような返答をしていたので、お酒を飲んで、ここで寝ちゃったのかなって思いました」

 道の真ん中でうずくまっていたのは60代くらいの男性。声を掛けられて目を覚ましたようですが、その場を動こうとしません。

 再び声を掛けると…。

運転していた男性 「『はいはい』って言いつつ後ろにちょっと下がったくらいで、まだ動こうとしてなかったので」

 そして、ついに3回目の声掛け。うずくまっていた男性はようやく重い腰を上げ、止めていた自転車へ。置きっぱなしにしていたリュックもかごの中に入れました。

運転していた男性 「一応、自転車を押して行ったっていう感じは見えたので、帰って行ったのかなと」