日航機の墜落事故から40年が経ち、ふもとの群馬県上野村では慰霊式が行われました。日本航空の社長は「50年、100年経っても安全運航に努める」と話しました。
12日午後6時56分、日航機が墜落した時刻に合わせて黙祷(もくとう)が捧げられました。
「慰霊の園」で行われた追悼慰霊式には、遺族ら132人と日本航空や上野村の関係者ら合わせて228人が参列しました。
その中には事故で宝塚歌劇団時代の友人を失った俳優の黒木瞳さんの姿もありました。
日本航空 鳥取三津子社長 「40年だからではなく、50年経っても100年経っても、安全が大前提であるということをしっかり胸に刻んで、社員一丸となって安全運航に努めていきたい」
会場では、犠牲者と同じ520本のろうそくに火がともされ、鎮魂の祈りに包まれました。