アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談が行われました。ホワイトハウスでの会談は口論に発展した2月以来です。

 日本時間19日午前2時すぎから行われた会談の冒頭で、トランプ氏は「来てくれてありがとう」と歓迎の意を示しました。

 一方、ゼレンスキー氏も時折、笑顔を見せながら、「トランプ大統領の努力に感謝している」と述べたうえで、ロシアのプーチン大統領を交えた3者会談に臨む用意があるという考えを改めて示しました。

 ウクライナが求める「安全の保証」を巡っては、トランプ氏はヨーロッパを支援する形で「私たちも関与する」と明言しました。

 そして、「会談後、すぐにプーチン氏に電話を掛ける予定だ」と話し、「3者会談が行われれば、恐らく戦争を終わらせることができると思う」と述べました。

 2者での協議を終えた後、トランプ氏は「これまでのところ、成功している一日」と述べ、ゼレンスキー氏も「これまでで最も良い話し合いだった」と語りました。