夏休み明けの不登校やいじめへの対応について、20日に仙台市立の小中高校の校長らが開催した会議で家庭や関係機関と連携して組織的に行っていくことを確認しました。

 仙台市の合同校長会は、小中高校の校長189人が参加して開催されました。

 会議では天野元教育長が各校長に対し、夏休み明けの児童生徒のわずかなサインも見逃さず言動や表情に注意を払うよう呼び掛けました。

 天野元仙台市教育長「子どもたちに少しでも心配な状況があった場合には、特に的確な支援を組織的に行うことが重要と考えております」

 特に夏休み明けは不登校や自殺が増えることから、スクールカウンセラーへの相談を促すことや保護者や関係機関と連携しながら対応を行うことを改めて確認しました。

 仙台市によりますと、2023年度の時点で不登校の児童生徒は3000人を超えていて特に小学校では5年前と比べ倍増しているということです。