仙台市を中心に公園の車止めの金属ポールが盗まれる被害が相次いでいて、警察が窃盗事件として捜査しています。
川村彩音記者「太白区の柳生四丁目公園では車止めの盗難被害が全部で6本に及び、代わりにカラーコーンが置かれています」
仙台市によりますと、6月から公園や緑地にあるステンレス製の車止めポールが相次いで盗まれていて、被害はこれまでに35カ所100本に上っています。
被害は、太白区の八木山南公園などでは25日も確認されているほか、仙台市だけではなく隣接する富谷市にも広がっています。
市民「嫌な気持ちはありますね」「幼稚園の開業時間に遊びに来たりもしてるので、車があると結構困ったりもしますね」
設置や修理には1本当たり最大で10万円以上かかるということで、自治体も困惑しています。
太白区建設部公園課佐伯信弘課長「我々もなぜ車止めがわざわざ(鍵を)外してまで持っていかれたのかなと。公園利用者の安全のために設置されているものなので、こういった犯罪行為はやめていただきたい」
警察は、転売を目的とした連続窃盗事件とみて捜査しています。