石破総理大臣の進退に直結する自民党総裁選挙の前倒しについて、石破内閣の中からも10人を上回る議員が求めていることが分かりました。
自民党は2日、参議院選挙の総括をとりまとめたうえで、総裁選を行うかどうかを決める手続きに入る方針です。
国会議員と都道府県連の過半数、172以上の賛成で決まります。
これまでに小林環境副大臣や斎藤財務副大臣など、十数人の政務三役が賛成する意向を示し、必要であれば辞任する考えを示している人もいます。
中堅・若手で連携する動きもあり、広がりを見せる可能性があります。
また、旧茂木派など非主流派だけではなく、石破総理に近い閣僚経験者からも「信頼されていない以上、辞めるべきだ」と前倒しを求める声が出ています。
ANNの調べによりますと、新潟や兵庫など10の県連が前倒しに賛成する方針を固めています。