クマによる被害が相次ぐなか、市街地でも猟銃を使える制度の運用が始まったことについて、林官房長官は「国民の安全確保に資する」と説明しました。
林官房長官 「クマ等の出没に対し、安全かつ迅速に対応することが可能となり、国民の安全の確保に資するものと承知しております」
林長官は、国民に法改正への理解を求めたうえで「クマの出没に関する自治体からの情報に注意するなど引き続き十分な警戒をお願いしたい」と呼び掛けました。
環境省のガイドラインによりますと、「緊急銃猟」が出来るのは人の日常生活圏でも安全を確保できる農地や河川敷などの場所で、往来の激しい中心街や住宅地など人に銃弾が当たる恐れがある際は出来ません。