公設秘書の給与を国からだまし取った疑いが持たれている石井章氏が1日午後、参議院議員を辞職しました。
石井氏は1日、関口参議院議長宛てに「議員辞職願」を提出し、許可されました。
石井氏は、公設秘書として届け出ていた人物に勤務実態がなく、国から給与をだまし取った疑いがあるとして東京地検特捜部の家宅捜索を受けていました。
石井氏が所属していた日本維新の会は、29日付で除名処分としています。
石井氏は「心より深くお詫び申し上げます」と陳謝したうえで、「議員の職を辞し、捜査に対して全面的に協力させていただく」とコメントしています。