金の価格が初めて1万8000円を突破しました。
国内小売価格の指標とされる、田中貴金属工業の1日の店頭小売価格は、1グラムあたり1万8123円まで上昇しました。価格を公表してきた1973年以降で、初めての1万8000円台だということです。
市場関係者は価格上昇の背景として、アメリカの利下げが見えてきたことを挙げています。
今後はドル安になるという見方から、金に資産を移す動きが広がっているということです。
また、トランプ大統領によるFRB理事の解任騒動を巡り「中央銀行の独立性が脅かされれば、(アメリカ)国債やドルへの信認が低下し安全資産とされる金が買われやすくなる」と分析しています。
(「グッド!モーニング」2025年9月2日放送分より)