来週から開幕する陸上の世界大会を前に、競技が行われる国立競技場で警視庁の爆発物処理班などが参加したテロ対策訓練が行われました。

 国立競技場で行われた訓練には、警視庁の銃器対策部隊や大会関係者らおよそ100人が参加しました。

 競技場内に刃物を持った男が現れ、爆発物が置かれた想定で、警備犬などが犯人を制圧した後、爆発物処理班が特殊な機材を使って不審物を回収する手順などを確認しました。

 警視庁は大会の開催に向けて「警備態勢に万全を期したい」としています。