韓国の情報機関は中国で中朝ロ3カ国の首脳会談が行われる可能性について、「高くない」との見方を示しました。

 情報機関「国家情報院」は2日、国会での報告で北朝鮮の金正恩総書記の中国訪問中の日程について言及しました。

 習近平国家主席やロシアのプーチン大統領との二者会談については「行われる可能性が高い」とした一方で、三者での会談については日程上の都合や国際社会の反発が予想されることから「可能性は高くない」との見方を示しました。

 同じく軍事パレードに出席する韓国の禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長とは「遭遇する可能性がないわけではないが、意味のある対面の可能性は低い」としています。

 また金総書記に妹の与正(ヨジョン)氏や李雪主(リ・ソルジュ)夫人が「同行していると予想している」とする一方、娘のジュエ氏については「断定するのは難しい」としています。