酒に酔うなどして路上に寝込んでいた男性を救助し、交通事故を未然に防いだとして、タクシー運転手3人が警視庁から感謝状を贈られました。
警視庁から感謝状が贈られたのは杉嶋巌さんらタクシー運転手3人です。
杉嶋さんは7月、交通量が多い道路で酒に酔うなどして寝込んでいた男性に気が付き、救助したことで交通事故を未然に防ぎました。
タクシー運転手 杉嶋巌さん 「そのまま放置すると幹線道路ですので危ないことになると思いました。当然のことをしたまでなので恐縮しています」
警視庁によりますと、今年1月から7月までに路上で倒れていた人が交通事故に遭ったのは23件で、去年の同じ時期に比べて4件増加しています。
亡くなった人は4人に上っていて、警視庁は「路上に寝込んでいる人がいたら、すぐに110番してほしい」としています。