エルサレムで銃撃事件が起き、少なくとも5人が死亡しました。犯人はパレスチナ・ヨルダン川西岸から来た2人組とみられ、その場で射殺されました。

 イスラエルの警察は8日、エルサレム北部にあるラモットで銃撃事件があったと発表しました。

 イスラエルメディアは、車でやってきた2人組がバス停の付近で即席のサブマシンガンを発砲したとしています。

 これまでに少なくとも5人が死亡し、12人がけがをしたということです。

 2人組はヨルダン川西岸のラマラ地域にある村から来たとされていて、駆け付けた治安部隊によって射殺されています。

 イスラエル当局はパレスチナ側との検問所を閉鎖し、事件の詳しい状況を調べています。

 ガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織「ハマス」は声明を出し、「パレスチナ人への継続的な侵略が我々の抵抗への決意を弱めることはない」と強調しました。