御年101歳で今もパッチワーク作家として活躍する、仙台市太白区の元気な女性をご紹介します。

 太白区に住む佐藤みい子さんは1924年、大正13年生まれの101歳です。現在も特技のパッチワーク作りに毎日5時間ほど取り組んでいます。 好きなことを続けて明るい気持ちでいることが、心の健康を保つ秘訣だといいます。

 佐藤さんは50年近く展覧会を開くなど、パッチワーク作家として活躍してきました。また、認知症予防の健康マージャンは90歳を超えてから始めるなど、積極的な挑戦を続けています。

 佐藤みい子さん「私の好きな言葉なの。希望。それから夢」

 最近は、ひ孫に教わってスマートフォンを使い始めました。作品の写真を撮ったりと、楽しみ方も様々です。

 佐藤さんが完成させたばかりのパッチワーク作品は、新たに刺繍にも挑戦し有名な一節を引用して布地に自らの思いをしたためました。

 佐藤みい子さん「為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは自分が・・・やる気がないからできないんだって」

 佐藤さんは時折ひざの痛みや手のしびれを訴えるようになり、周囲のサポートを受けながら生活しています。頼るばかりではなく自分で努力できること、為せることを探し元気に生きていきたい。そんな思いを刺繍に込めました。

 佐藤みい子さん「自分に挑戦。下手でも上手でも自分で満足すればそれでいいと思う。根気良くそれを仕上げるかということが重要だと思う。病気しないように転ばないようにそれだけ願ってます。家族共々元気でいられますようにと思ってね」