ウクライナの隣国、モルドバで議会選挙の投票が始まりました。ロシアに近い野党が勢力を伸ばせば、ウクライナ情勢にも影響を及ぼす可能性があり、結果が注目されています。
旧ソビエトの構成国だった東ヨーロッパのモルドバで28日、議会の101議席を争う投票が始まりました。
去年の大統領選挙で再選され、EU=ヨーロッパ連合への加盟を目指すサンドゥ大統領の与党と、ロシアとの関係を重視する野党連合などとの間で激しい選挙戦となっていると伝えられています。
ロシアによるプロパガンダの影響も指摘されていて、選挙前には大規模な暴動や不安定化工作を準備したとして、74人がモルドバの治安当局に拘束されるなどしています。
選挙の結果次第ではウクライナ情勢にも影響が及ぶ可能性があるとみられています。