中国の王毅外相が北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相と会談し、アメリカを念頭に「あらゆる覇権主義に反対する」と中朝両国の結束を確認しました。
中国外務省によりますと、王毅外相は「現在の国際情勢は変動と混乱が入り混じり、強権的で横暴な行為が深刻な危害をもたらしている」と指摘しました。
そのうえで、「北朝鮮側との連携を強化し、あらゆる覇権主義に反対し、双方の共通利益と国際的な公平・正義を守っていく」と強調しました。
崔外相も「一方的主義と強権政治に共同で抵抗し、より公平で公正な世界秩序の構築を推進していく」と応じるなど、中国との関係を重視する姿勢を示しました。