サイバー攻撃によるシステム障害が続くアサヒグループホールディングスは、2日からアサヒビールの全工場で生産を一部再開したと明らかにしました。

 アサヒでは、先月29日からサイバー攻撃によるシステム障害が発生し、通常の出荷ができない状態が続いています。

 そのなかでアサヒビールは、今月1日に主力商品である「スーパードライ」の受注を手作業で行った分について、2日から全6工場で生産しているということです。

 また、アサヒ飲料とアサヒグループ食品は1日以降、手作業で受注を行っていて、その分の生産を一部再開しました。

 ただ、依然としてシステム障害の復旧のめどは立っていないということです。