宮城交通とミヤコーバスは、10月から運賃の支払いを現金以外に限定したキャッシュレスバスの実証運行を始めました。東北の事業者では初めての取り組みです。

 実証運行が始まったのは、仙台駅から仙台市中心部を循環する路線など宮城交通とミヤコーバスの3路線です。

 現金管理コストの削減や、運転士の負担軽減などの効果に期待しています。

 3路線のうち仙台都心循環バス・まちのりチョコットでは、これまでの交通系ICカードに加えクレジットカード払いやQRコード決済にも対応しています。

 キャッシュレスバスの取り組みは、国土交通省が2024年度から進めていて、東北の事業者では今回が初めてです。実証運行は2026年1月末まで実施する予定です。