石破総理大臣は労働組合の中央組織「連合」の定期大会に出席し、賃上げは「どんな政権になっても実現しなければならない」と強調しました。
石破総理大臣 「どのようにして賃上げを実現していくかということは誰のどのような政権になりましょうとも、実現していかなければならないことだと思っております」
石破総理は2025年の春闘での賃上げや過去最大となった最低賃金の引き上げなどの政権の成果を振り返り、格差が拡大し、中間層が縮小すれば「社会が不安定になる」と指摘しました。
そのうえで、社会を安定させるために「労働組合と力を合わせ、立場を超えて連帯したい」と呼び掛けました。
連合は立憲民主党に加え、連立入りが取り沙汰される国民民主党の支援団体です。
その連合の定期大会に自民党の総理が出席するのは前回、当時の岸田総理が16年ぶりに出席して以来、2回連続です。