元時津風親方らが障害のある人など向けの標章を偽造した疑いです。

 第16代時津風親方の坂本正博容疑者(51)ら2人は去年、東京・千代田区内で使用した駐車禁止の区域でも規制されることのない「駐車禁止除外指定車標章」を知人に依頼して偽造させていたなどの疑いで追送検されました。

 警視庁によりますと、2人はすでに死亡した人の名義を使用するほか、有効期限を改ざんし、カラーコピーで複製するなどの方法を使っていたということです。

 坂本容疑者は「赤坂の駐車料金が高かった」と容疑を認めていて、もう1人は調べに応じていません。