将棋の王座戦五番勝負の第4局が神奈川県秦野市で指され、カド番に追い込まれた藤井聡太七冠(23)が伊藤匠叡王(22)に勝利しました。これで2勝2敗となり、タイトルの行方は最終局に持ち込まれました。
王座戦の第4局は秦野市の「元湯陣屋」で7日午前9時から藤井七冠の先手で始まりました。
ここまでシンガポールで開催された第1局は藤井七冠が勝ちましたが、第2局と第3局は挑戦者の伊藤叡王が連勝しました。
伊藤叡王はタイトル奪取に王手をかけ、藤井七冠は負ければ後がないカド番に追い込まれました。
対局は午後8時すぎに伊藤叡王が投了し、藤井七冠が99手で勝利しました。
これで2勝2敗となり、タイトルの行方は第5局に持ち込まれました。
注目の最終の第5局は28日に甲府市の「常磐ホテル」で開催されます。