ウクライナのゼレンスキー大統領は17日にワシントンを訪問し、トランプ大統領と会談することを明らかにしました。巡航ミサイル「トマホーク」のウクライナ供与について話し合うとみられています。

ゼレンスキー大統領 「金曜日にワシントンに行ってトランプ大統領と会談できる機会があることを願っている。主な議題は防空とロシアに圧力を掛けるための長距離攻撃の可能性だ」

 ゼレンスキー大統領は先週末に行われたトランプ大統領との電話会談で、ウクライナがどれだけ巡航ミサイル「トマホーク」を必要とするかという「ビジョン」を共有したと明らかにしました。

 しかし、これらの内容のなかには電話での話し合いに適さないものもあるとしてトランプ大統領と直接、詳細を協議することを示唆しました。

 トランプ大統領は先週、「戦争が終結しなければウクライナに『トマホーク』を送るとプーチン大統領に伝えるかもしれない」と述べていて、和平に消極的なロシアを牽制(けんせい)しています。